週の始まりは何曜日?

労働基準法の第32条(労働時間)や第35条(休日)などに“週”という言葉がでてきますが、この場合の“週”は何曜日に始まるのでしょうか?。

 

労務行政刊の労働基準法という本(コンメンタール)によると、労働基準法上は特に決まってませんが、就業規則などで定めていなければ、日曜が週の始まりと解釈されているそうです(労働省労働基準局長名通達 昭和六三年一月一日 基発第一号、婦発第一号)。(労働基準法 上巻 p395 解説(1) )

 

なんだか細かいコトを気にするようですが、 週の始まりを何曜日にするかで、 休日労働 ・ 時間外労働の 割増賃金の計算結果が異なってくる かも知れません。

 

例えば、1日の所定労働時間が6時間の労働者が、土・日連続で出勤した場合のケースを考えてみます。

 

もし、週の始まりが月曜なら、その週の土・日を連続で出勤すると7日連続の出勤となり、6時間分の休日労働の割増賃金が必要になるかも知れません(4週4日の休日が確保されない場合)。法定休日が確保されている時は、労働時間が“6時間 × 7日 = 42時間”となり、2時間分の時間外労働の割増賃金が必要です(変形労働制等がない場合)。

 

しかし、特に週の始まりについて定めがなければ、日曜始まりだということですから、次の図のように、かならずしも時間外労働が発生するとはかぎりません。

土日連続出勤のケース

 

この前、休日と時間外は別々にカウントする・・・って記事を書きながら、フト気になったので調べて見ました。

スケジュール帳などは、一週間の始まりを月曜にしているモノが多いように思いますが、労務管理上は日曜始まりの方が良いかもしれませんね。

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