マイナンバー(個人)の検査用数字を計算してみた。



 マイナンバーは、「住民票コードから生成される数字11桁」と「検査用数字1桁」で構成される、12桁の数字です。

 この、「検査用数字1桁」というのは、数字の入力誤りなどを検出するために付加します。

 たとえば、
「12345678901x」という12桁の末尾の数字「x」は、「12345678901」から計算される数字です。ここで、もし、コードの途中の「6」を「0」と見間違えて「12345078901x」と転記してしまったケースを考えてみましょう。この場合、「12345078901」から計算される検査用数字は、「x」と異なる数字になるので、「12345078901x」というコードは間違っていると判断できるるようになるのです。

 マイナンバーを収集する方法は、いろいろな方法が考えられます。たとえば、通知カードや免許証などの「番号確認書類」「身元確認書類」をコピーして会社に保管するという方法も考えられます。しかし、本来、この「番号確認書類・身元確認書類」というのは、マイナンバーの取扱からいえば保管する必要のない書類です。正しいマイナンバーさえキチンと保管されていれば良いのです。

 「とりあえずコピー」は、特定個人情報を増やす結果となり、「漏えい、滅失又は毀損」のリスクを高めるというのは、情報セキュリティの基本です。この場合、なぜ「とりあえずコピー」をしてしまうのかというと、マイナンバーを間違って記録した場合に備えるためです。

 そこで、この検査用数字の計算方法がわかっていれば、「マイナンバーを間違って記録する」ミスをチェックすることが可能になるので、「とりあえずコピー」をする必要がなくなり、結果「漏えい、滅失又は毀損」のリスクを低減できるのではないか・・・という話です(どうしても確認書類をコピーしなければ不安だ・・・という人もいるでしょうけど、間違っていれば収集しなおせばいいと思います)。

 私は、マイナンバー収集をする時には、番号のみを控え、「番号確認書類・身元確認書類」は確認した後、その場で返却するのが良いと思ってます。たとえば、本人からマイナンバーを記載した「提供カード」を提出してもらうカタチにして、その「提供カード」に「マイナンバー」「本人の名前」「確認者の名前」「確認書類名(通知カードとか免許証とか)」といった項目を記載し、本人、確認者それぞれ印鑑とか押してもらえばいいんじゃないでしょうか。

 ということで、「12345678901」という11桁の数字を例に、計算方法を確認してみましょう。

検索用数字

 結局、検査用数字は「8」となるので、検査用数字を加えた12桁は「123456789018」となります。

 若干の補足説明です。「(n=1(シグマ)11(Pn×Qn))を11で除した余り≦1の場合は、0とする」というただし書きの部分は、1以上だと検査用数字が2桁になってしまうための措置と思われます。

 電卓で計算するのは大変ですが(^-^;、Excelなどを使えば簡単に計算できますね。

 うまく活用して、マイナンバー業務の簡素化につながれば良いな・・・と思います。
 (なお、内容には間違いのないよう留意していますが、私のカンチガイ等の可能性がありますのでご注意ください)

 マイナンバーチェッカー作りました。

 マイナンバーの本(Amazon電子書籍)も書きました。よろしければ、お願いします。

  

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